作業療法(Occupational Theraphy)

入院から外来者まで、さまざまな”作業”を通して生活を支援します。

作業療法（OT）って何？

人は作業をすることで元気になれる ！！
作業療法では人が日常生活で行っている全ての活動を「作業」として捉えています。
そして人はその作業の結果から満足感や充実感を得て、健康であると実感します。

しかしこれまで出来ていた「作業」が“心”や“身体”の病気や障害によって出来なくなる事があります。 その問題の大きさや重要度は人によって異なります。
「作業の問題」は人の健康に大きな影響を及ぼします。

作業療法は「何らかの生活の問題（作業の問題）」を抱えた方に対して、対話をしながら、 その方が大切にしている“作業”に焦点をあて、社会とのつながりを作ります。

＊「日常生活で行っている全ての活動」とは
セルフケア、家事、仕事、余暇、遊び、地域活動など人の日常生活に関わるすべての活動を「作業」と 呼んでいます

その人ができるようになりたいこと、できる必要があること、できることが期待されていることなど、 個別的な目的や価値が含まれます。

週間プログラム

主な支援内容

個別活動や集団活動、OT室の場、スタッフを通し、

• 病状の安定を図り、生活リズムを整え、回復を促進させるための支援
• 利用者自身が自分の課題を認識し、退院後の生活安定に向けた支援
• 仕事や学業など次のステップに向けた支援
• 不安や悩みなどの相談支援・・・　をします。

利用するには？

• 当院に「入院」もしくは「外来通院」されている方が対象で、医師の指示が必要になります。
• 見学は随時受け付けています。
• 外来の方は自立支援医療（精神通院医療）制度が利用できます。

＊詳しくは外来看護師にお尋ねください。